葛藤と相克が人間力を養い、求心力を生む
後継者にとって様々な面で乗り越えなくてはならず、目標としても強く意識せざるを得ないのが、先代(多くは父親)の存在である。一方で時代の変化から過去のやり方が通用しなくなり、事業方針を巡って衝突するなど、両者は葛藤が生まれやすい構造にある。いまは先代から揺るぎない信頼を得て経営に邁進する社長が、先代との葛藤を克服するなかで、いかにして自らがなすべきことに気づき、どのような努力を重ねていったのか、成長の軌跡を振り返る。
山本ビニター社長・ 山本泰司
コバック社長・小林憲司
エムダイヤ社長・森 弘吉
名南経営コンサルティング取締役・亀井英孝
画期的な独創性が高く評価される排水浄化装置「アクアブラスター」を開発したアイエンスの吉田憲史社長。従業員はわずかに4名ながら、大企業のプラントへの導入事例を重ね、そのコストダウンに貢献している。独学で研究を重ねた吉田社長が、その開発の経緯を語る。
市場には様々な“ご当地モノ”が氾濫している。新商品を先行販売する“地域限定”もあれば、地域性を演出した“ご当地バージョン”も少なくない。そんななか、地元の人々から愛され続けている「ご当地ロングセラー」は一線を画す。何が人々を魅了するのか。人気の源泉に迫ってみた。
高品質なタオルの代名詞となり、地場産業として希有なブランド化に成功した愛媛県の「今治タオル」。中国との価格競争に押される日本の製造業にとって一筋の光明だ。生産に適した気候風土、生産設備、さらに高い技術が残っていたことが再生を可能にした。「今治タオル」ブランド化を進めた地元有志の一人で、地元の四国タオル工業組合理事長も務める老舗メーカーのコンテックス社長・近藤聖司氏に、一連の取り組みについて聞いた。
世の中には、初めから完成された人などいない。どんなに優れた経営者も、下積みや修業を経験して成長し、リーダーとしての自己をつくりあげていく。いま、各界で活躍する経営者が、そのころを振り返る。
<福永雅文の「小よく大を制す ビジネス兵法」>
そろばん教室を「楽しい能力開発の場」と再定義し、幼児市場をつくる
イシド会長・石戸謙一
<THEニッポン発世界企業>
“整体”を軸に、国境を越えた人材育成に取り組む
ファクトリージャパングループ会長・子安裕樹
<ITで経営が変わった!>
業界に先駆けIT化を推進、ユニフォームのネット販売を定着させる
ことりや社長・梶原博志
<“働く個”も、組織も輝く経営>
パタゴニア日本支社支社長・辻井隆行
<キラリと光る スモールカンパニー>
世界初の手話ビジネスで手話の普及に貢献する
シュアール社長・大木洵人
<社長のための儲かる視点>
マーケティング・トルネード代表・佐藤昌弘
就活相談会で感じた、学生たちの弱さと甘さ
<久米繊維工業会長・久米信行の東奔西走日記>
墨田とTシャツと私
<先進クリニックに聞く!>
聞こえづらいのは歳のせい? 中高年層の難聴原因
<己を活かす、禅で活かす>
作家・武田鏡村
「具体性」「承認」…ツボを押さえれば難しくない!「ゆとり世代」 を戦力化する法
有限会社グローカル取締役/採用・育成コンサルタント・梅田幸子
<人事労務TOPICS>
特定社会保険労務士 佐藤広一
<社長も社員も「ワクワクする会社」をつくりましょう! >
特定社会保険労務士・井寄奈美
<ニッポンの温泉>
翠泉[湯の花温泉/京都府亀岡市]