明るくひたむきな挑戦で急成長
アベノミクス効果などで経済は回復基調にあるとはいえ、この数年の中小企業を取り巻く環境は厳しいものだった。だが、こうした経営環境下においても、めざましい伸びを見せる企業は少なくない。誰も気づかなかったニーズの掘り起こしや画期的な技術開発に取り組んで急成長を果たし、業界内外から注目を集めるトップの発想と行動を追った。
環境経営総合研究所社長 松下敬通
サクセスホールディングス社長 柴野豪男
帝国データバンク産業調査部情報企画課長 昌木裕司
地元産野菜や果実を使い、いまも木桶で熟成させた手づくりソースを開発する鳥居食品の鳥居大資社長。容器にはガラス瓶を用い、小売店の協力も得て回収に取り組み、環境保護にも努めている。病気に倒れた先代の跡を継いで以降、地産地消のユニークな商品開発が注目される鳥居社長が、その歩みと経営観を語る。
歴史を重ね、磨き抜かれてきた日本の伝統文化。生活を彩る様々な工芸品は高く評価されながらも、継承者が減少し、存続が危ぶまれるものも少なくない。そんななか、現代のライフスタイル(暮らし)にあった提案で、新たな市場を見出す例も増えてきた。“リ・デザイン”ビジネスのいまを追う。
温かいごはんにかける「ふりかけ」は、昔から日本の食卓の定番。それを60年以上にわたりつくり続けてきたのが三島食品だ。定番の『ゆかり®』で知られる同社では常に原材料の産地に足を運んで生産者と向き合い、ときには原料そのものの品種改良にも着手する。高級ホテルや有名百貨店ですら「偽装表示」がはびこるいま、同社社長の三島豊氏に食品事業の本質と経営哲学を聞いた。
小さくても強い会社は、必ず何かに徹し、それを極めている。ゆえに輝く。たちはだかる壁を乗り越えた経営者の闘いを、ランチェスター戦略コンサルティングの第一人者が読み解く。初回は世界で唯一、無水調理が可能な鋳物ホーロー鍋を開発した愛知ドビー。土方邦裕氏と智晴氏の兄弟に、開発と販売で重ねた工夫を聞く。
四回に及ぶ転職の末、自分に適した働き方に出合う
コミー社長 小宮山栄
<ITで経営が変わった!>
ベンダーを過信した導入失敗を糧に最強のシステムを構築
メトロール社長 松橋卓司
<キラリと光る スモールカンパニー>
「非円形歯車」を駆動装置に組み込める日本唯一のエキスパート
イシダ技研社長 石田直樹
<社長のための儲かる視点 マーケティング・トルネード代表 佐藤昌弘>
経営者は“プロの目”でデータを捉えよう
<これがわが社のヒット&ロングセラー>
「男前アイロン」(石崎電機製作所/東京都台東区)
<流通ウオッチング シーズ代表 月泉 博>
最新決算から読み解く流通業各社の勢力図と5つのキーワード
<久米繊維工業会長・久米信行の東奔西走日記>
墨田とTシャツと私
<先進クリニックに聞く!>
みらいクリニック院長 今井一彰
“誤った身体の使い方”が不調の原因!? 息育と足育のすすめ
<己を活かす、禅で活かす 作家 武田鏡村>
<法務TOPICS>
中島・彦坂・久保内法律事務所・パートナー弁護士 久保内 統/同アソシエイト 角田智美
<事業承継の王道 名南経営コンサルティング取締役 亀井英孝>
ニッポンの温泉──夢乃井[塩田温泉/兵庫県姫路市]