永続・繁栄に導く意思決定とは
社員に経営参画意識をもたせたり、衆知を集めることの重要性が叫ばれて久しいが、最終的な意思決定が、依然として経営トップに課せられた重大な仕事であるのは言うまでもない。会社の将来を左右しかねない判断の難しい課題であれば、なおさらである。そうした際、トップはどのように決断すべきなのか。正しい結果を引き寄せる決断とは、どういった過程を経て下されるものなのか。社内外の軋あつ轢れきや内面の葛藤を振り切って断を下し、自社を存続・繁栄に導いたトップが、節目となったその意思決定を振り返る。
旭電機化成社長 原 直宏
フジ矢社長 野﨑恭伸
間渕商店社長 間渕享夫
日精ピーアール社長 中村慎一郎
精密度99.9999999%。振れば、ほぼ数学上の確率どおり6分の1ずつ目が出る「世界一フェアなサイコロ」など、世間をアッと言わせるモノづくりを手がけてきた斉藤社長。3次元CAD/CAMとMC(マシニングセンタ)を駆使した独自のMC造形システムがその超精密加工を可能にした。
エイチ・アイ・エス創業者としてはもちろん、赤字続きのハウステンボスをみごとに再建した経営手腕が注目される澤田秀雄氏。「ベンチャーの旗手」ともてはやされた時代の寵児は、いまや日本を代表する名経営者へと進化した。その経営哲学は、どのように培つちかわれたのか。澤田氏が、その半生を振り返り、経営を語る。
社名がそのまま商品の代名詞にもなっている「シヤチハタ」。誰もが使うインキ内蔵のはんこや、黒や赤のスタンプ台を筆頭に、オフィスや一般家庭で使われるロングセラー商品をもち、現在も圧倒的なシェアを誇る。事務用品業界にもIT化や少子化という逆風が吹き始めているいま、どのような哲学・戦略のもと、活路を見出そうとしているのか、四代目の舟橋正剛社長に聞いた。
世の中には、初めから完成された人などいない。どんなに優れた経営者も、下積みや修業を経験して成長し、リーダーとしての自己をつくりあげていく。いま、各界で活躍する経営者が、そのころを振り返る。
<Theニッポン発世界企業>
高精度な板金加工技術を活かした独自ブランドで世界へ
渓水社長 菅野敬一
<福永雅文の 一点突破の経営 第3回>
「オール自前主義」で急速な多店舗展開に成功する
生活の木社長 重永 忠
<ITで経営が変わった!>
妥協を許さず社長の思いを新システムに反映リニューアルを成功に導く
日冷工業社長 上杉昌弘
<キラリと光る スモールカンパニー>
入浴も可能な人工乳房を開発、乳がん患者の笑顔を取り戻す
池山メディカルジャパン社長 池山紀之
<社長のための儲かる視点 マーケティング・トルネード代表 佐藤昌弘>
社員指導は“見立て”が勝負、タイプに分けて手法を変えてみる
<これがわが社のヒット&ロングセラー>
「ココフセン」(カンミ堂/東京都目黒区)
<久米繊維工業会長・久米信行の東奔西走日記>
墨田とTシャツと私
<先進クリニックに聞く!>
頸椎ヘルニア専門院/徳永接骨院総院長 徳永英光
新型うつ病や不眠も“首”が原因!? コリをほぐして病気予防を
<己を活かす、禅で活かす 作家 武田鏡村 >
<税務TOPICS>
税理士 今村 仁
<いまからでもまだ間に合う! 中小企業の「SNS活用」はこうする>
ティー・キューブ代表取締役 高橋浩子
<“伸ばす社長”はココが違います! 特定社会保険労務士 井寄奈美>
<事業承継の王道 名南経営コンサルティング取締役 亀井英孝>
<ニッポンの温泉>
箱根パークス吉野[箱根湯本温泉/神奈川県箱根町]