智者は前轍を踏まず!
失敗や挫折をまったく経験することなく、会社を成長させ続けたという経営者はまずいないだろう。むしろ成功経営者ほどチャレンジングであり、それゆえに失敗もある。その失敗を失敗のままで終わらせず、糧にしているのである。自ら招いた失敗の責めを受け止めて、経営者としてのスキルを向上させ、自身の“器” を拡げる機会としたトップが、苦闘のさなかで得た学びを振り返る。
徳武産業社長 十河孝男
ノア・インドアステージ社長 大西雅之
ニットー社長 藤沢秀行
エムスクエア・ラボ社長 加藤百合子
ネットショップの構築から運営、コンサルティングまで、EC(電子商取引)に関するサービスをワンストップで提供するアラタナ。創業者の濵渦伸次社長は、過去、事業に失敗した経験に学び、故郷・宮崎で1000 人の雇用を創出することを目標に掲げる。「会わない営業」に努めるなど、濵渦社長がユニークな経営のねらいと夢を語る。
社員全員が博士号、修士号をもつ異色の研究者集団「リバネス」。同社を率いる丸まる幸弘氏は、自らが考え出したイノベーションを起こすしくみ、「QPMIサイクル」をベースに、提携する企業を巻き込みながら、新しい事業を次々に成功させている。独創的な発想の源泉は、どこにあるのかを訊いた。
本誌(前身『経営者会報』)創刊から55年にわたり掲載してきた経営者たちの貴重な声。それらはいま読み返しても色褪せていない。その中から「次世代に伝えたい」記事を再掲するシリーズ。今回は、出光興産創業者・出光佐三氏の経営観である。
<福永雅文の 一点突破の経営>
晴れた日に傘を売るビジネスで、国内ナンバーワンメーカーに
シューズセレクション社長 林 秀信
<中村智彦の 日本一訪ねたい工場>
顧客の設計思想を汲み取る設計力と「一貫生産体制」で日本の製造業を支える
川端鐵工社長 川端康夫
<ビジョナリー・リーダー>
経済ジャーナリスト 高井尚之
培ってきた「タテアミ」技術を軸に繊維の未来にチャレンジする
福井経編興社長 野坂鐵郎
<キラリと光る スモールカンパニー>
人工心臓から視覚障害者用筆ペンまで、「世の中にないもの」をつくり出す
安久工機社長 田中 隆
<社長のための儲かる視点>
マーケティング・トルネード代表 佐藤昌弘
コバンザメ商法はメリットがいっぱい
<ニッポン発世界企業>
氷温熟成技術の活用で「どらやき」を世界15か国へ輸出
丸京製菓社長 鷲見浩生
<これがわが社のヒット&ロングセラー>
「Wall Storyウォールストーリー」(東洋ケース/京都市右京区)
<久米繊維工業会長・久米信行の東奔西走日記 墨田とTシャツと私>
久米繊維工業会長・久米信行
<己を活かす、禅で活かす>
作家 武田鏡村
<社員も納得、業績もアップする “会社に有利なルール”はこうしてつくる>
特定社会保険労務士 井寄奈美
<税務TOPICS>
税理士 今村 仁
<事業承継の王道>
名南経営コンサルティング取締役 亀井英孝