こんな社長さんに会ってきました! 埜庵店主・石附浩太郎さん
2013年8月27日
過日、月刊ニュートップリーダーの取材で、
神奈川県藤沢市・鵠沼海岸のかき氷店『埜庵』(のあん)に行ってまいりました。
店主・石附浩太郎さんへのインタビューです。
弊社より単行本「なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか」を
出していただいた(川上徹也氏との共著)ご縁から、
誌面にもご登場いただこうという流れになりました。
上記のタイトルの通り、石附さんのお店・埜庵は、
真冬でも行列ができるという、それまでになかったかき氷屋さんです。
自然の素材でつくるシロップの味わいと
天然氷を丁寧に削ったふわっとした食感が人気を呼び、
シーズンなら多い日で一日500人以上が来店。
しかも全国各地から熱心なリピーターがやってくるそうです。
石附さんです。
冬でも行列ができる、埜庵のかき氷。
埜庵 ホームページ >>>
「なぜ、真冬のかき氷屋に行列ができるのか」 >>>
いくらおいしいとはいえ、なぜ、それほど熱心なファンがついたのか?
詳しくは、月刊ニュートップリーダー7月号と、
石附さんのご著書をご覧いただければと思いますが、
本誌記事から引用しつつ少しだけ、記します。
音響メーカーで営業マンをしていた石附さんは、
あるかき氷屋さんで口にしたかき氷に衝撃を受け、独立を決意。
当初二年間は鎌倉市内に出店。その後、現在の鵠沼海岸に移転します。
しかし、なかなかうまくいきません。
ランチメニューなどを充実させたことから、
特徴の薄い店になっていたのです。
「かき氷屋をやりたくて、勤めを辞め、あえてこの道に入ったのに、
かき氷以外のことに振り回されているのは、やはりおかしい」
そう考え、かき氷一本でやっていくと決意してから、
すべては好転していったそうです。
とはいえ、埜庵はおいしいだけのお店ではありません。
とにかく、居心地がよい。店員さんの感じがよい。
足を運んだ人は、ほとんどがそう思うはずです。
そうしたお店の雰囲気自体、かき氷と同じく、
石附さんが手ずからこしらえたものと言っていいでしょう。
いまは夏の盛りで、連日行列だと思いますが、それでも、
興味をもたれたかたは、ぜひ、訪ねてみてください。
石附さんが人生賭けてつくりあげたお店には、
人が引き寄せられる魅力とは何かを知るヒントがつまっています。
(編集部 酒井俊宏)
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